TikTokで収益化する方法について解説

公開日:2024/01/31 最終更新日:2024/03/22
TikTokで収益化

TikTokでも収益化がはじまり、収入を得るために動画投稿に力を入れている方も少なくないでしょう。「気軽に投稿できる」「短い動画でOK」というメリットがあるTikTokは、個人だけでなく企業も参入しています。

そんなTikTokですが、すぐに収益化することは可能なのでしょうか?実は、収益につなげるにはいくつかのポイントがあります。運用代行を利用する方法もありますので、今回はそれもあわせて情報をまとめてみました。

収益化する3つの方法と条件

2023年8月より、TikTokでも収益化がスタートしました。その名も「Creativity Program Beta」です。

YouTubeのように投げ銭や外部サイトへのリンクなどが収益につながり、視聴回数が多いほどメリットになります。ただし、TikTokの収益化にはいくつかの条件があります。

ここでは、収益化する方法と条件について解説します。

投げ銭

ライブ配信を見たことがある方は、一度は耳にしたことがあるでしょう。投げ銭とは、ひと言でいうと「配信者にギフトを贈る機能」です。視聴者はバーチャルコインを購入し、葉新車に投げ銭を行います。購入できるコインは2円~37,000円と幅広く、18歳以上であれば誰でも利用できます。

一方で配信者は、受け取ったコインの手数料を差し引いた約30%が収益になります。投げ銭のよいところは「手軽さ」ですが、一定の収益を得るにはフォロワー数が重要になってきます。そのため、最低でも1万人以上は必要になるでしょう。

また、良質なコンテンツを作成していることもポイントです。やり方は簡単ですが、条件をクリアしないと収益にならないので注意してください。

企業案件

次に企業案件による収益化です。いわゆる企業から受けた案件をTikTok内で紹介することで収入が得られる方法で、投げ銭よりもまとまった収入になりやすいといわれています。また手数料も取られないので、すべての収入を得られるのがメリットです。

しかし、誰でも企業案件で収益化できるかといったらそうではありません。投げ銭は視聴者がおもしろいと思えば無名でもギフトを贈ってくれますが、企業案件はTikTokerに知名度がなければ宣伝にならないため、インフルエンサーや著名人であることが大きなポイントになります。

そのためにはフォロワー数はもちろんのこと、安定した人気も必要でしょう。

外部サイト

TikTokのプロフィール欄に、外部サイトを載せる方法です。YouTubeのリンクも貼れるので、TikTok+YouTubeで2つの収益につながりやすいでしょう。

外部サイトは、プロフィール欄だけでなく動画内でも可能です。プロフィール欄にはWebサイトもしくはSNSアカウントのどれかになりますが、動画内にはミニゲームやFilmarks(フィルマークス)、食べログなどのリンクも貼ることができます。

また投げ銭・企業案件と同じくフォロワー数が多いほど有利になります。もちろん1,000人未満でもリンクは貼れますが、あまり集客は期待できません。1,000人以上であればオウンドメディアなどを活用したほうが効果的でしょう。

収益化の条件

2023年19月に発表された条件は、以下の4つになります。

1つ目は、18歳以上であることです。以前は20歳以上でしたが、成人年齢が引き下げられたことで18歳から利用できるようになりました。

2つ目は、フォロワー数です。最低でも1万人以上は必要になります。条件のなかでもっともハードルが高いように感じますが、拡散力があれば数千人から1万人以上にすることは十分可能です。

むしろ、YouTubeよりフォロワー数は増えやすいでしょう。1回バズると、それだけで一気にフォロワー数が増えるというメリットもあります。

3つ目は、コミュニティガイドラインを遵守していることです。そもそも、利用規約に違反している人はTikTokの利用ができません。違反を繰り返しているとアカウントの永久停止、もしくは一時的にアクセス制限される場合があるので注意してください。

4つ目は、視聴時間が1分以上であることです。もちろん、ただ動画を投稿するだけでなく、多くのユーザーに興味をもってもらう必要があります。短時間でわかりやすい動画であることも大切ですが、短すぎると内容が伝わりにくいので気をつけましょう。

現在クリエイターとして動画を投稿している方は、不足している条件を確認し、補うことでより収益につながる動画が作成できます。どうしても条件を満たすのがむずかしい方は、運用代行に依頼するのもおすすめでしょう。

なぜ収益化したほうがいいのか

意外にも、収益化に悩むSNSマーケティングは少なくないようです。TikTokで収益化すると、どんなメリットがあるのでしょうか?

企業にとってプラスになる点を3つ紹介します。

認知度が高まる

TikTokは、世界中で利用されているSNSのひとつです。現在10億人以上の登録者がおり、日本だけでも1,500万人以上が利用しているといわれています。一般人からインフルエンサーになれる機会も多いので、人気者になるのも夢ではありません。

また企業にとっても多くのユーザーの目に留まるため、商品の認知度が高まり自社の宣伝にもつながるといわれています。とくにお堅いイメージの企業は、TikTokをすることで親しみやすさも生まれます。

バズりやすくなる

たとえフォロワー数が少なくても、バズるのがTikTokです。これはアルゴリズムが関係しており、TikTokは、視聴完了率・シェア数・いいね・複数回再生・視聴時間などが影響するといわれています。

どんなに認知度が低くても「トレンド」「おすすめ」で視聴してもらえる確率は高く、またユーザーの「ちょっと見てみようかな」で突然バスることもあります。もちろん、そのためには興味をもってもらう必要がありますが、フォロワー0だからといってバズらないわけではありません。

ちなみに、視聴完了率とは最後まで動画が再生された割合を表します。最後まで見てもらうためには、冒頭のフリと終盤のオチが重要になります。インフルエンサーや有名企業であれば無条件で視聴完了率が上がるので、収益化しやすいでしょう。

シェア率は、その名のとおりシェアされた割合です。シェア数が多い動画はアルゴリズムでも評価されやすいので、積極的にX(旧Twitter)やFacebookを共有してみてください。

いいねは、いわゆるユーザーの反応です。コメントを作成している時間や読んでいる時間も含まれ、当然「いいね」「コメント」が多いほど収益で有利になるでしょう。

複数回再生と視聴時間は、何度も再生された回数や人気動画につながります。「おすすめ」にも表示されやすくなるので、コンテンツ内容が重要になってきます。

宣伝が公告収益になる

動画を投稿するだけで宣伝と広告収益の2つを得ることができます。また企業の印象も上がるので、興味をもってもらうきっかけにもなるでしょう。

実際、TikTokに参入し、認知度や評価がアップした企業は少なくありません。なかでもおじさん社員が一生懸命踊っている動画は若年層から人気が高く「こんな会社で働いてみたい!」と人材採用にも大きな影響を与えているといわれています。

収益につながるだけでなく採用活動にもプラスになるなら、企業は積極的にTikTokをはじめたほうがメリットになるでしょう。

新たな広告分配システムが導入?

アメリカでは、新たに「Pulse」と呼ばれる広告分配システムが導入されています。日本での導入は現時点では発表されていませんが、導入がスタートすれば企業にとって大きなメリットになるでしょう。

ただし、Pulseにはいくつかの条件があります。まず、収益は50%支払われることになります。フォロワー数も10万人以上必要になり、カテゴリーも美容やゲームなどに限られているため、場合によっては対象外になってしまいます。

また全動画の上位4%が対象なるので、Creativity Program BetaのようにTikTokユーザーであれば誰でも収益化にできるわけではありません。しかし、大手企業やフォロワー数が10万人以上であればスムーズな収益化につながるのは間違いないでしょう。

フォロワー数を増やすには

TikTokで収益化を狙うなら、ある程度のフォロワー数が必要です。フォロワー数によって利用できる機能が変わってきますから、すぐに収益化にするのではなく、まずはフォロワーを増やすところからはじめましょう。

フォロワー数を増やすポイントは、テーマの一貫性・適切なハッシュタグ・編集の3つに分類されます。

テーマに一貫性をもたせる

一貫性のない動画は、一度は見てもらえても複数回再生にはつながりません。かならずターゲットを絞り、ひと目見てわかるようにチャンネルのカラーを印象付けましょう。

おおまかにわけると、美容・ゲーム・グルメ・おもしろ(お笑い)などが挙げられます。企業のTikTokでも、企業の雰囲気がわかるテーマや取り扱っている商品やサービスに関連する動画にすることが大切です。

たとえ再生数が少なくても、同じテーマを投稿し続けていれば目に留まりやすくなるでしょう。

適切なハッシュタグを利用する

SNSに欠かせないのがハッシュタグです。TikTokも自由にハッシュタグが利用できるので、積極的に取り入れていきましょう。

ハッシュタグのポイントは、使用回数や動画に適したワードを選ぶことです。トレンドのハッシュタグを使うのもよいでしょう。「おすすめ」「トレンド」に載りやすくなります。また競合が使用しているハッシュタグを用いるのもおすすめです。

企業向けなら、TikTok教室・会社紹介・ベンチャー企業などが人気のハッシュタグになります。ある程度知名度がある企業は、自社の名前を使うのも効果があります。

そのほかにも、fyp・TikTokレシピ・コスメ・vlogは、長い期間流行したハッシュタグになるため、企業に関係するものであれば1~2個に入れておくと視聴率アップにつながるでしょう。

編集を工夫する

編集の方法も、フォロワー数を増やす大きなポイントになります。とくにTikTokのように短い動画は、いかに最初の秒数でインパクトのある動画にするのが決め手になるため、編集の仕方がカギになってきます。

せっかくおすすめやトレンドに載っても、すぐにスワイプされてしまっては意味がありません。興味をもってもらうには、編集を工夫することが大切でしょう。

コツは、短時間で学べる内容・独自性とおもしろさ・真似したくなる、などが挙げられます。ユーザーに「なるほど!」と思わせれば、今後も動画を見てもらいやすくなります。

選曲や動画のつなげ方もポイントです。意外にも「この曲なんだろう?」「いつもいい曲を使っている」というだけでもユーザーの興味につながりますから、どんな曲を使うかもフォロワー数に影響してきます。インフルエンサーであれば好きな曲を使うだけでも効果があるでしょう。

自分で収益化がむずかしいなら運用代行を

収益化の方法を取り入れても成果が得られない方は、運用代行会社に依頼するのもひとつの方法です。SNS運用のプロなので、すぐに収益化が期待できます。

ここでは、運用代行のメリット・デメリットや費用相場について紹介します。ひと口に運用代行会社といっても特徴はさまざまですから、自社にあったところを選んでください。

メリット・デメリット

運用代行会社を利用するメリットは、主に3つ挙げられます。

1つ目は、人件費の削減です。自社で運用する場合、担当を配置しなければいけません。また動画を投稿するだけでなく企画考案や撮影、編集などやることも多いため、どうしても人件費がかかってしまいます。社員が少ない企業にとっては、TikTokをするだけで大きな痛手になるでしょう。

運用代行を利用すれば人件費が削減するので、社員への負担が軽減します。業務への支障も減らせますから、効率もアップするでしょう。

2つ目は、プロにお任せできることです。TikTokの知識がない場合、成果が出るまでに時間がかかってしまいます。プロなら成功のコツを知っているので、短期間で成果が出るほか、成果が出るまでのサポートもしっかり行ってくれます。ムダがないのも運用代行のメリットでしょう。

3つ目は、炎上のリスクが減ることです。SNSにおいて、炎上は不安要素のひとつになります。なかには、知らず知らずのうちに炎上しやすいトピックを取り扱ってしまう場合もあるでしょう。運用代行会社は炎上リスクをきちんと理解しているので、未然に防ぎながら動画投稿を行ってくれます。

ちなみに、炎上しやすいトピック(炎上さしすせそ)として、SNSエキスパート協会がまとめたものが次のとおりになります。さ=災害・差別、し=思想・宗教、す=スパム・スポーツ・スキャンダル、せ=政治・セクシャル、そ=操作ミス(誤投稿・誤爆など)です。

もちろん、メリットだけではありません。運用代行に依頼することでデメリットも発生します。

もっとも多いのが、費用がかかる点です。費用は会社によって異なり、数万円のところもあれば数十万円するところもあります。企画案・編集・投稿・サポートまですべて代行してくれるので当然ですが、SNSにお金をかけたくない方には不向きでしょう。

次に自社のノウハウが蓄積されにくいことです。契約期間が終わると自分で運用しなければいけなくなるため、上手くノウハウを吸収できなければフォロワー数や再生数に影響してしまいます。動画を伸ばすだけに集中するのではなく、契約終了後も継続できるように心がけましょう。

費用相場

運用代行会社によって費用が異なるため、どこを選んだらよいか迷っている方は少なくありません。そこで知っておくと役に立つのが「費用相場」です。

一般的に、何を依頼するかで大きく変わってきます。また小規模企業/個人事業主と中規模~大企業でも変動するため、事前に相場を確認しておきましょう。

まず小規模企業/個人事業主の場合、費用相場は月5~20万円程度になります。できるだけ予算を抑えたい企業や、自社でリソースが確保できる企業におすすめです。

次に中規模企業は、月30~60万円程度と少し高くなります。動画投稿のスキルが社内にいない場合、依頼することでスムーズに投稿できるようになるでしょう。

大企業は、ユーザーへの認知・拡散や前月の反省を活かした投稿を行ってくれる運用代行会社がおすすめです。費用相場も月60~100万円程度ともっとも高く、大きな反響を期待している企業や質の高いTikTokを目指したい企業に向いています。

当然ですが、バズらせたいという理由だけで企業の規模に見合っていない運用代行会社を選ぶのはおすすめしません。

運用代行会社の選び方

いろんな運用代行会社があるからこそ、選び方も知っておくと安心です。

ポイントは3つあります。

1つ目は、料金設定がわかりやすいことです。追加料金が発生する場合、提案された見積り金額だけでは予算が組みにくくなるため、それも踏まえたうえで料金設置が明確な会社を選ぶようにしましょう。

2つ目は、サービスの範囲です。安さだけで選んでしまうと、代行してくれるサービスが少ない場合があります。そのため、希望と予算に見合った見積りを提案してくれるかも重要になります。注意点やリスクを説明してくれることも大切でしょう。

3つ目は、実績がある会社です。運用を代行してもらうわけですから、実績0だと安心して依頼できません。サイトを確認し、TikTok運用代行の実績があるか調べておきましょう。依頼をしたアカウントの評価を確認するのもおすすめです。

以上が運用代行会社を選ぶポイントになります。プロに依頼すれば企業にとってかならずしもメリットになるとは限りません。TikTok自体が事業サービスにあっていない場合もありますから、ほかのSNS媒体も検討しながら、企業との相性も考えて選ぶようにしましょう。

社員による「何気ない会社の日常」を投稿するだけでも人気が出る場合もあります。

まとめ

TikTokで収益化する方法について紹介しました。誰でも気軽にはじめられるTikTokですが、収入を得るにはいくつかの条件をクリアしなければいけません。

しかし、成功すれば大きな収益につながりやすいため、とくに企業のように商品の宣伝を行いたい場合、非常に役に立つといわれています。

またTikTokは、ほかのSNSに比べてバズりやすいメリットもあります。フォロワー数が少なくても、アルゴリズムを理解していれば「おすすめ」「トレンド」に載るのも夢ではなでしょう。

収益化を検討している方は、運用代行会社とあわせて参考にしてみてください。

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