ライバー事務所のDMに要注意!騙されないための4つの確認ポイントとは

公開日:2024/09/15 最終更新日:2025/05/26
ライバー事務所のDMに要注意!

最近、「ライバー」という職業に注目が集まっています。ライブ配信アプリやSNSを通じて視聴者とコミュニケーションを取りながら収益を得るスタイルは、多くの人にとって魅力的ですよね。その一方で、ライバー事務所がDM(ダイレクトメッセージ)を使って新たな人材をスカウトするケースが急増しています。

しかし、届いた「ライバー事務所 DM」が必ずしも信頼できる内容とは限らないのが現実です。なかには悪質な事務所や詐欺まがいの勧誘も存在します。このようなリスクを避け、安心して配信活動をスタートするためには、事務所の見極めが欠かせません。

本記事では、「ライバー事務所 DM」を受け取ったときに確認すべきポイントや、優良事務所の特徴、怪しいDMの見分け方などを詳しく解説します。ライバーとして夢を追いかけたい方はもちろん、ちょっとした興味でDMを開いてしまったという方も、ぜひ最後までお読みください。

ライバー事務所から届くDM(ダイレクトメッセージ)とは?

2-1. ライバー事務所 DMの概要

「ライバー事務所 DM」とは、文字通りライバー事務所がSNSやライブ配信アプリを通じて送ってくるスカウトメッセージのことです。多くの場合、TwitterやInstagramといったSNS、あるいは17LIVEやPococha、REALITYなどのライブ配信アプリ上のDM機能を活用して、新たな人材を勧誘します。

ここで重要なのは、どのような経緯でDMが送られてきたのかを把握することです。たとえば、「SNSでバズった動画を見て興味を持った」といった具体的な経緯が記載されている場合は、スカウト担当が実際にあなたの配信や投稿をチェックしている可能性が高いでしょう。一方、「誰にでも送りつけているのでは?」と疑うような曖昧な文面の場合は要注意です。

2-2. スカウトの手段としてのDM

ライバー事務所にとってDMは、新人発掘のための手段として手軽な方法です。特に近年は、SNS上でフォロワー数が少なくても、独自のキャラクターやコンテンツで注目される個人が増えています。こうした「隠れた原石」を発見し、事務所に所属してもらいたいというのがスカウトの狙いです。
DMでスカウトを行う理由としては、

・フォロワー数や投稿内容を見て、魅力を感じた
・配信アプリで盛り上がりそうなキャラクターだと思った
・他社に所属していなさそう、もしくはフリーで活動中の可能性が高い

などが挙げられます。もしライバーとして活動したいと考えているなら、DMはチャンスかもしれません。しかし、信頼できる事務所かどうかを見極める視点は忘れないようにしてください。

ライバー事務所 DMが届いたときの対応方法

3-1. ライバーになりたい場合

もし「ライバーとして活動したい」「すでに配信を始めているが、事務所に所属したい」と考えているなら、DMが届いたのは絶好の機会かもしれません。ただし、すぐに飛びつくのは危険です。以下のステップを踏んで、冷静に判断しましょう。

1. 事務所の公式サイトやSNSアカウントを確認
事務所名で検索し、公式サイトやSNSを調べます。更新頻度や所属ライバーの活躍状況などをチェックしてみましょう。

2. 口コミや評判を調べる
「○○事務所 評判」「○○事務所 トラブル」などのキーワードで検索すると、過去の契約トラブルや怪しい噂がないか確認できます。

3. 実際に所属しているライバーに話を聞く
TwitterやInstagramで所属ライバーを見つけたら、DMで事務所の雰囲気やサポート内容を聞いてみるのも一つの手です。

4. 疑問点をまとめておく
DM返信前に、給与体系や配信ノルマなど、疑問に思うことをリストアップし、後からしっかり事務所側に質問しましょう。

3-2. ライバーに興味がない場合

「ライバーには興味がない」「配信活動は予定していない」という方にも、スカウトDMが届くケースは少なくありません。興味がない場合は、無理に返信する必要はありませんし、むしろ不用意な返信はトラブルの種になる可能性があります。

返信しない(無視する)
興味がない場合、返信しなくても問題ありません。相手が本当に信頼できる事務所であったとしても、あなたがライバーになりたくないのであればやり取りは不要です。

怪しいリンクをクリックしない
DM内にURLが記載されている場合、そのままクリックするとフィッシングサイトに誘導されるリスクがあります。本当に興味がないのであれば、むやみにリンクを開かないようにしましょう。

アカウント情報や個人情報は渡さない
「プロフィール確認のためにパスワードを教えて」などと聞かれることは絶対にありません。怪しい指示に従わないよう注意してください。

要注意!怪しいライバー事務所 DMの特徴4選

ここからは、「これは危ないかも…」と疑った方がいいDMの特徴を4つピックアップしてご紹介します。当てはまるものが多いほど、危険度は高いと考えてください。

4-1. 公式サイトが存在しない

信頼できるライバー事務所の多くは、公式サイトを持ち、企業情報を公開しています。事務所概要、運営会社、所在地、代表者名、問い合わせ先などがしっかり明記されているかは大切なチェックポイントです。

公式サイトがまったく見当たらない
→ 存在自体が不明瞭で、詐欺の可能性があります。

サイトはあるが極端に簡素すぎる
→ ペライチで作成したような、運営実態がよく分からないサイトである場合も要注意です。

4-2. 所属ライバーの情報が乏しい

ライバー事務所に所属しているライバーの名前が公開されていない、もしくは極端に少ない場合は要警戒です。新設の事務所なら所属ライバー数が少ないこともありますが、その場合でも事務所の運営体制や方針をしっかり示しているところが一般的です。

所属ライバーの実績が確認できない
→ 成果や成功事例がまったく見えない場合、サポート力に疑問が残ります。

契約だけを急かしてくる
→ 「早くサインしないと席が埋まる」「他に検討中の候補者がいる」といった焦らせる文言があれば要注意です。

4-3. 対応アプリやプラットフォームが不透明

ライバー事務所は、特定のライブ配信アプリと提携していたり、メインで推奨する配信プラットフォームを明確にしている場合がほとんどです。代表的なアプリ名(17LIVE、Pococha、REALITY、SHOWROOMなど)が一切出てこない、あるいは聞いたことがないプラットフォームを勧めてくる場合は注意が必要です。

あまりにマイナーな配信アプリを推奨
→ そのアプリが安全かどうか、運営実態はどうなっているのか、しっかり調べましょう。

「配信アプリを選び放題です!」など内容が曖昧
→ 具体的な提携やサポート内容が見えないのは、実績不足かつ信頼できない可能性があります。

4-4. ネガティブな口コミが多い

Web検索やSNS検索でライバー事務所名を入れてみて、ネガティブな口コミが多い場合は、まず避けた方が無難です。トラブルの代表例としては、報酬の未払い、契約解除の不当な要求、精神的なハラスメントなどがあります。
ただし、一部のクレームや批判は、トラブルの当事者だけの事情である可能性も否定できません。口コミ内容に事務所側の対応がきちんと書かれているか、批判に対して適切なフォローや公式声明が出ているかを合わせて確認しましょう。

ライバー事務所 DMにおける契約前の具体的な確認事項

ここでは、実際に契約を検討する段階になったときに、必ず確認しておきたい具体的なポイントをいくつか挙げます。「ライバー事務所 DM」が届いた際、事務所側とやり取りをする中で、以下の項目をしっかりチェックしておきましょう。

6-1. 報酬やマージンの仕組み

報酬の支払いタイミング
いつ、どのように支払われるのか。月末締め翌月払いなのか、週払いなのかなど、明確な時期を確認しましょう。

事務所が取るマージンや手数料
たとえば「ライバーが稼いだ収益の○%を事務所が受け取る」という形が一般的です。相場を知るためにも、複数の事務所を比較するとよいでしょう。

6-2. 活動内容とスケジュール

どのくらいの配信時間が求められるか
配信ノルマがある場合もあります。学生や社会人、主婦など、ライフスタイルに合わないノルマを課されると長続きしません。

イベントや企画への参加の頻度
事務所主催の企画に強制参加なのか、ライバーの自由意思なのか、事前に確認が必要です。

6-3. トラブル時のサポート体制

荒らし行為や迷惑ユーザーへの対応
配信中、視聴者から誹謗中傷を受けた場合など、事務所はどう対応してくれるのかを確認しましょう。

配信プラットフォーム側のBAN対策
規約違反でアカウント停止になった際、事務所が交渉や相談に乗ってくれるかは重要です。

6-4. 契約の期間や更新方法

契約期間の長さ
3カ月、6カ月、1年契約など事務所によって異なります。契約途中で解約する場合のペナルティはあるか、事前に確認しましょう。

更新のタイミングと手続き
更新時期にライバー側からの意向を確認してくれるか、あるいは自動更新になるのか、把握しておくと安心です。

6-5. 契約書の有無・法的サポート

書面での契約書があるか
口約束ではなく、必ず書面やPDFなどでの契約書が用意されているかどうかは大事なポイントです。

法的なトラブルがあった場合のサポート
ライバー側が法的問題に巻き込まれた際(肖像権、著作権など)、事務所がどうサポートしてくれるかも確認しておきたいところです。

よくあるDMトラブル事例と対処法

ライバー事務所 DMに関するトラブルは少なくありません。ここでは、代表的な3つのトラブル例とその対処法をご紹介します。自分が同じような状況に陥った場合、どうすればいいかを事前に知っておきましょう。

7-1. 誘導詐欺系DM

事例
「あなたの配信を見ました。人気ライバーになれる素質があります。まずはこちらのサイトで簡単な登録をお願いします」というDMが届き、リンクをクリックしたらフィッシングサイトだった――というケースです。

対処法
・不審なリンクはクリックしない。
・登録フォームなどに個人情報(住所や電話番号、クレジットカード情報など)を入力しない。
・公式サイトや正規のURLかどうか、必ず事前に確認する。

7-2. SNSアカウント乗っ取り被害

事例
事務所を名乗るアカウントから「契約手続きに必要」とパスワードや認証コードを求められ、それに応じたらアカウントが乗っ取られた――という事例があります。

対処法
・DMでパスワードや認証コードを聞いてくる事務所はまず疑う。
・公式なやり取りでもパスワードや2段階認証コードを求められることはありません。
・相手が有名事務所を名乗っていても、必ず公式サイトやオフィシャルアカウントを確認する。

7-3. 悪質な契約解除トラブル

事例
「契約したけど、思っていたサポートが受けられなかった。解約したいと申し出たら、高額な違約金を請求された」というものです。契約書を交わしていなかったり、口頭だけで契約してしまったためにトラブルに発展するケースが多いです。

対処法
・契約前に必ず契約書(書面)を取り交わす。
・違約金や解約についての条件を事前に確認し、納得してから契約する。
・消費者センターや弁護士に相談する場合も想定し、DM内容ややり取りの証拠を保存しておく。

信頼できるライバー事務所を探すには?

ライバー事務所 DMが届いたとき、怪しいかどうかを見極めるだけでなく、自分に合った事務所を選ぶことも重要です。以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

8-1. 自己分析をして方向性を明確にする

「どんな配信者になりたいのか?」「どんなファン層をターゲットにしたいのか?」といった自己分析は欠かせません。自分の強みやキャラクターを事前に把握しておくことで、事務所を選ぶ際に迷わずに済むでしょう。

・ゲーム配信に特化したい
・歌や演奏など音楽活動の場を広げたい
・トーク力を活かした雑談配信がしたい

自分の方向性がはっきりしていると、事務所の得意ジャンルやサポート内容との相性を見極めやすくなります。

8-2. 複数事務所を比較する

一つの事務所からDMが届くと、つい「ここに決めよう!」と思いがちですが、複数の事務所を比較検討することをおすすめします。近年はライバー事務所が増えているため、

・所属ライバーの雰囲気
・報酬体系やノルマ
・契約期間やサポート内容

などは事務所ごとに大きく異なります。比較サイトやSNSでの口コミ、所属ライバーのSNS発信などを参考に、より自分に合った事務所を探してください。

8-3. 実際の所属ライバーに話を聞く

最も確実なのは、すでにその事務所に所属しているライバーから生の声を聞くことです。TwitterやInstagramなどで直接DMを送って、「事務所のサポート体制はどうですか?」「配信活動で困った時はどのように助けてもらっていますか?」と尋ねてみると、想像以上に親切に教えてくれる人が多いものです。

・所属ライバーの配信にお邪魔してコメントで質問する
・SNSのリプライやDMを活用して感想を聞く

こういった情報収集は、公式サイトやDMだけでは得られない現場のリアルな状況を知る手段になります。

ライバー事務所 DMへの返答時の注意点

もし「ライバー事務所 DM」に興味を持ち、返信しようと考えているなら、以下の点に注意してください。

9-1. 返信前に必ず事務所情報を調べる

気になったらまずは公式サイトのURLや会社概要をチェックしましょう。検索エンジンで事務所名を入れて、評判や口コミがないか調べるのも大切です。「ネットの情報だけではわからない」と思う人もいるかもしれませんが、少なくとも怪しい噂が大量に出てくる事務所は避けた方が無難です。

9-2. DM内容をスクショや保存しておく

やり取りが進むと、何かトラブルがあったときに証拠として残す必要が出てくる場合があります。DMの文面は定期的にスクリーンショットを撮ったり、テキストにコピーして保存しておきましょう。SNS上でブロックされるとDM履歴が消えることもあるため、重要なやり取りはこまめにバックアップを取るのがおすすめです。

9-3. 個人情報の取り扱いに注意する

ライバー活動には顔出しや声出しが付き物ですが、個人情報を安易に渡すのはNGです。たとえば、

・住所や本名の開示
・クレジットカード情報
・パスワードの共有

など、通常の事務所契約で必要にならないものを求められたら注意しましょう。最初の段階から個人情報を詳しく要求する事務所には警戒が必要です。

【FAQ】よくある質問

  • 事務所の選び方のポイントはなんですか?
  • 事務所によってサポート体制や手数料、取り扱いアプリなどが異なるようです。自身の活動スタイルや目的に合った事務所を選ぶことが大切だそうです。
  • ノルマはありますか?
  • 事務所によっては、配信ノルマがない場合もあるようです。しかし、配信時間の目安や目標を設けている場合があるようです。
  • 他の仕事との掛け持ちはできますか?
  • 掛け持ちは可能な場合が多いようですが、事務所によっては制限があるため、確認すると良いでしょう。
  • 所属するのに費用などはかかりますか?
  • 所属に当たっての費用は掛からない事務所が多いようです。しかし事務所によっては、イベントに参加する際の交通費などは自身で負担しなければならないことがあるようです。
  • ライブ配信経験がないけど大丈夫ですか?
  • 未経験の方でも、初心者向けのサポート体制がある事務所であれば問題ないようです。

まとめ

「ライバー事務所 DM」は、ライバーとして活動を始めたい人にとって、ある意味大きなチャンスになり得ます。しかし、世の中には悪質な事務所や詐欺まがいのスカウトDMも存在するため、慎重な見極めが欠かせません。

怪しいDMの特徴としては、公式サイトや所属ライバー情報がない、配信アプリの情報が不透明、ネガティブな口コミが多いなどが挙げられます。こうした点を確認し、少しでも不安がある場合は、そのまま返信せずに様子を見ましょう。

一方、優良な事務所には実績や評価があり、サポート体制が充実し、契約内容が透明という特徴があります。実際に所属しているライバーの生の声を聞くことが、信頼できる情報収集の鍵となります。

DMを受け取った際には、やり取りを焦らずに進め、疑問や不安を一つひとつ解消していくことが大切です。契約段階では、報酬や活動内容、契約期間、違約金の有無などを必ず明確化しましょう。

ライバーとして自分の可能性を広げたいのであれば、事務所の力を借りることは大きなメリットになるかもしれません。とはいえ、安全で信頼できる環境でなければ、楽しく配信を続けることは難しいでしょう。今回ご紹介したポイントを頭に入れておくことで、「ライバー事務所 DM」に対する対応力がぐっと上がります。

ライバーとして成功するかどうかは、あなた自身の努力や魅力だけでなく、どの事務所をパートナーとして選ぶかにも大きく左右されます。DMを受け取った際は、本記事の内容を参考にしながら、あなたにとってベストな選択をしてください。安心して配信活動を楽しみ、夢を実現させましょう。

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