
ライバー活動、とくに顔出しで配信している場合に一番怖いのが「身バレ」のリスクです。ライバーが身バレしてしまうと、ストーカーや盗撮など、さまざまなトラブルに発展してしまいかねません。そこで本記事では、配信で身バレしないための対処法を詳しく解説します。Vライバーをやってみたいと考えている人は、ぜひご一読ください。
配信で身バレしないための対処法
ライブ配信を行いたいけれど「身バレ」が怖くて一歩踏み出せないという人は少なくありません。とくに顔出しをともなう配信では、ちょっとした情報から個人が特定されてしまうリスクもあります。そうした不安を抱える人に向けて、以下で対処方法を紹介します。
顔出しをしないアプリの活用
近年では、顔を出さなくても配信ができるアプリが数多く登場しており、中でも「アバター」を利用できるアプリが人気を集めています。アバターとは、自分の代わりに画面上に表示されるキャラクターのことで、視聴者に対して自分の顔や表情を一切見せずに配信を進めることができます。こうしたアプリを使うことで、顔や背景から個人が特定されるリスクを大幅に軽減でき、安心してライブ配信を行えるのです。
音声のみで配信ができるアプリの活用
また「音声のみで配信ができるアプリ」も有効な選択肢です。映像が存在しないため、見た目や住環境などの視覚的な情報から身元がバレる心配がありません。声だけでリスナーとコミュニケーションを取りたい人にとっては、非常に手軽かつ安全な方法といえるでしょう。
リスナーが少ないアプリをあえて選ぶ
さらに「リスナーが少ないアプリをあえて選ぶ」という方法も有効です。配信者に注目が集まりすぎると、それだけ多くの目にさらされることになり、身バレのリスクが上がります。その点、利用者が少ないアプリであれば、視聴者数が限られるため、安全性が比較的高まるのです。
ただし、リスナーが少ないと収益化の面では不利になる可能性があるため、配信の目的に応じてアプリを選ぶ必要があります。
個人情報を話したり書き込んだりしない
最後に重要なのが「個人情報を話したり書き込んだりしない」ことです。配信中にうっかり日常の出来事や訪れる店の名前、学校や職場の情報などを口にしてしまうと、それを手がかりに個人が特定される危険性があります。SNSも同様で、写真や投稿内容から身元がバレてしまうケースは少なくありません。
そのため、どんなに些細な情報であっても、不用意に発信しないという意識が求められます。
ライブ配信で身バレした場合のリスク
続いて、ライバーが身バレした場合に発生しうるリスクについて解説します。
自宅の特定
まず最も深刻なリスクとして挙げられるのが、自宅の特定です。配信中に映った部屋の様子、窓の外の風景、あるいは何気ない会話の中の情報などから、驚くほど簡単に居住地を割り出されてしまう可能性があります。実際、過去にはライバーの自宅が特定され、いたずらや迷惑行為を受けたという事例も少なくありません。場合によっては、外出が難しくなったり、精神的なストレスから引っ越しを余儀なくされたりと、生活全体に支障が出ることもあります。
リアル凸
次に、リスナーが実際に会いに来てしまうケースもあります。配信者に強い興味や好意を持った一部の視聴者が、自宅や職場に押しかけてくるという被害報告も存在します。もちろん善意のファンであれば大きな問題にはならない場合もありますが、プライバシーが侵害されることには変わりません。
さらに、悪質なケースでは、ストーカー行為やつきまといに発展し、配信者の安全が脅かされることもあります。ライブ配信という表向きの活動の裏側で、犯罪の標的になってしまう危険性があることは、軽視できない問題です。
郵便物が届く
また、住所が特定されてしまった結果として、「リスナーから郵便物が届く」という問題も生じます。一見するとファンレターやプレゼントのような好意的なものに見えても、中には不審な物が含まれる場合があります。
送り主が特定できない郵便物には危険物が含まれている可能性もあり、最悪の場合、精神的・肉体的な被害を被ることもあり得ます。たとえ善意で送られたものであっても、無断で自宅に届くこと自体がストレスや不安の原因となるでしょう。
リスク回避のためにも事務所に所属するのがおすすめ
こうしたリスクを少しでも軽減する方法の一つとして「ライバー事務所に所属すること」を推奨します。事務所に所属することで、自宅の住所を公開せずに郵送物の受け取りができたり、身バレ対策に関するアドバイスやトラブル対応を受けられたりと、安全な配信活動をサポートしてもらえるメリットがあります。とくに初心者のライバーや、身バレに不安を感じる人にとっては、事務所の存在は非常に心強い支えとなるでしょう。
まとめ
ライバー活動において最も恐れられるのが「身バレ」のリスクです。住所特定やストーカー被害など、深刻なトラブルに発展する可能性があるため、事前の対策が欠かせません。本記事では、身バレを防ぐための具体的な方法を詳しく紹介しました。アバターや音声配信を活用することで顔出しを避けたり、個人情報を話さないことの重要性など、安全に配信を楽しむための工夫が満載です。また、事務所に所属すれば、郵送物の受け取り代行やトラブル対応など、より安心して活動できる環境が整います。これからライバーを始めたい人、または配信中の安全に不安を感じている人は、ぜひ参考にしてください。